仕事

こんにちは。

数日前、約2年お世話になったスターバックスを退社しました。今までと毛色が違うバイトだったから、学んだことが非常に多かった。

  • 言葉にして褒めるだけで、自信はつけられる
  • ミスを咎めない。次に繋げるにはどうすればいいかを考える
  • リーダーシップは前に立って引っ張るだけでなく、横並びになったり後ろから持ち上げる方法もある。
  • 文化に共感できる場所で働くと楽しい
  • マニュアルは細かければ細かいだけいい(誰でも仕事はできる)
  • 意見があるのに伝えずに従うことも、コミュニケーションの放棄である
  • 存在を認めていると伝えることで生産性は上がる

褒めるという行為の重要性を本当に感じた。私自身、最初にゼロに等しかった自信をかなりつけてもらうことができた。面接で「時間帯責任者っていうのがあるんだけど」って聞いたときから、ずっとやりたいです、やりますと言い続けて研修を受けて最後の半年間はその職務に就くことができた。ただ、達成できたのは、働き始めてから終わりまでずっと、逐一「~してたのよかったよ」「さっきの判断ナイスだね」とか言葉にして褒めてもらえたからだと思う。働き始めた頃は本当に何をしても自信がなかった。声をかけてもらうことで少しずつ少しずつ自信を重ねていけたんだと思う。

あと、ミスしても「今回は大丈夫だよ、次どうする?」と言ってもらえることのありがたさを知った。包み込んでもらえることで、自暴自棄にならずまた頑張ることができた。もう私なんて~!!!!ってならずに済んだ。目標を言葉と態度で応援してもらえるというのはとても大切なことだ。

あと、何にでも細かくマニュアルがあることもとてもありがたかった。研修の内容がここまできっちりしているバイトは初めてだった。言わなくてもわかるよね?という無責任さがなかった。言わなくてもわかるよね?が少ないと、それによって「あいつ1から10まで言わねえとわかんねえのかよ」とか、「仕事できねえな」という嫌味が減る。大抵は言えばわかるし、マニュアルがあれば誰でもある程度平等な仕事ができると思う。こんなことも分解して話すの?みたいなこともマニュアルにして番号ふって教えるべき。「仕事できねえな」って言うとき、それはただ気が利かないの言い換えである場面ってけっこうあると思うけど、それって真の仕事できないとは違うよなあ。

マニュアルは業務のある程度の水準を保ちやすくするだけじゃなくて、個人の裁量で考えるべきことが明確化されて、基本的な業務以上をプラスする余裕もできる。そういう意味でもつくりすぎるくらいつくってもいいと思う。

とりあえず、ショートコント、スタバ店員は終演しました。最初しばらくは体を張ったネタでしかなかったけど、最終的には演じる必要がなくなった。楽しかった。いい思い出です。どうも~!ありがとうございました~!

最近、おしゃれしたい欲がやっとでてきました。イモっぽいの気にしてちょこちょこテコ入れしてきたけど、やっぱりどうやって垢抜ければいいのかわからない…。というわけで、自分の指針を見つけるためにもパーソナルカラー診断と骨格診断に行ってみました。

友人を誘って二人で行ったのですが、人と一緒に行くのめちゃ楽しかったです。同じ布を当てられたとき、同じスタイリングをしたときの違いがとにかく凄まじかった。似合う似合わないが主観以外に存在することを知った。ちなみに友人はスプリングタイプの骨格ウェーブで、私はウィンターの骨格ナチュラルでした。

そのあと二人で服を買いに行ったのですが、もうそこにある服をちょっと見ただけで似合う似合わないを判断できるし、選んだものを試着したら大抵全部ハズレないし、買い物のコストの省かれ方がすごかった。服選びって楽しいけど、なんの指標もなく「かわいい」と「似合う」が叶う服を探すのはけっこうしんどい。

化粧品の色も決めやすくなりました。自分のなりたいスタイルが定まっていないとか、こだわり方が分からない人にこそ本当に行ってみてほしい。おすすめでしかない。

ちなみに、ウィンターの骨格ナチュラルは、芸能人で言えば深津絵里が両方当てはまってるらしい。私もうほとんど深津絵里じゃん~ってなって無限に強くなれる気がしました。単純なので。

で、次の日に美容院に行って、髪を染めました。

外側は地毛のままのインナーカラーで、耳の横をブリーチしてめちゃ明るくしました。イヤリングカラーと言ったりするらしい。今までカラーはほとんど未経験でした。高校生くらいのときに大学に行ったらオレンジにしたいとか白っぽいピンクにしたいとか言ってた気がするけど、メンテにかかるお金がなかったり、バイトの規則とかで今まで全くしてこなかった。2年前くらいに暗いブラウンにしてみたけど、まじで似合わなくてわりと速攻で黒染めした思い出。

染めてもらってる間、黒染めをする人が時期的に多いという話になりました。入社の時期だからかなあって。私も来週入社式だったことを思い出して伝えたら、「え?」ってなってた。そりゃそうだわ。「今日は何かこのあとご予定あるんですか?」って聞かれて、正直にピアスをあけにいくと答えたら、「来週入社式ですよね…?」って確かめられて「やってること大学デビューですよ笑」って言われた。たしかに髪を染めてピアスあけるのって大学デビューセットだな。

ていうか来週だったわ、入社式。いくら髪色自由で服装自由でも、入社式から髪自由にしてるのってどうなん、印象的にどうなん??外側地毛のままにしておいてよかったね。ハハハ

ピアスは美容形成外科のピアス専用フロアみたいなところであけてもらったんですけど、受付の時点で片耳にピアス穴が2~3つずつあいてる人しかいなくて、ここにしてよかった!と心底思いました。

担当の美容師さんもめちゃくちゃ優しくて、あける位置とかほぼ全部任せました。ピアス初めての私より、いろんな人のピアスをあけてくれている人にお願いした方が絶対いい位置にしてくれるもんな。このへんとか可愛いと思います!あー、でもこっちかな~、こうかな~?とか本当に丁寧にやっていただいた。あける前に「インナーカラーめちゃかわいい!似合いますね~!」って言われた時点で信頼しきってしまったというのもある。

美容院もそうだし、ごはん食べに行ってもそうだけど、大体、自分の好みやこだわりがどうこうよりも、そこで働く人の意見を求めてしまう。「どう思いますか」「オススメありますか」って聞くと、意見を丁寧に教えてくれることが多い。それを仕事としてずっと関わってきている人の意見ほど信用できるものはない。

パーソナルカラーも自分の好きな色よりもそりゃプロの目が正しいし、髪もやりたい髪型の再現よりも私の髪質を見てもらって合わせてほしいし、耳が左右で高さが違うときのピアス位置とか自分でわかるわけないし。

カラーと骨格診断していただいた方は、話しているときに勉強量が伝わってきた。「~のドラマの時の~さんの衣装」「最近インスタで〜の発信されてる~さん」とか、持ってる情報の量がとにかくすごかった。質問にも迷いなく答えていただいた。楽しそうに話される姿を見て、この仕事が好きだということが伝わってきた。

美容師さんはデザインカラーも得意な方で、いろんな提案をしていただきました。お願いした髪型を画像の再現だけでなく、美容師さんの目で私の髪に合わせてもっとよくしていただいている。いつも本当にすごいなと思っている。

どんなサービスにしても、支払う料金には、今発揮されてる技術代以上に、それを叶えるために使ってきていただいてる時間代も含まれているよなあ。

働いてお金をもらうということは、それ相応の期待を買ってもらってるということで、その期待の上回り方が自分に任されている仕事であって、楽しいところなんじゃないだろうかと思う。それがゆくゆくは信用になっていくんだろうし、自信にもなるんだと思う。

バイトだけど、コンビニ、動画編集、講座運営、ケーキ屋、採点、旅行会社、カフェ、百均。期待以上を更新しようとすると楽しいのは、どこも一緒だったな。期待っていうのは私を労働力として評価する人のものではなく、私がしたことを受け取る人の方の。

ここ数日でたくさんの方の仕事を直接感じて、仕事するなら信用を買ってもらえる人になりたいなと思った。これからはバイトと同じとはいかないけれど、全部活かせればいいなあ。続けられるのか、不安はある。でも、頑張りたいし、楽しみたい。

髪色ちょっとやばいけど。笑

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