ペルゲン

こんにちは。

何を試しても髪がぱさつくのが悩みだったのですが、トリートメント洗い流し過ぎ説に辿り着きました。トリートメントってスッキリするまでいくと流し過ぎっぽいですね。20年以上知らなかったです。気持ち悪さとの兼ね合いむずすぎ。

コンクールに向けて詩を直し続けていました。今の会社に入ってからは「趣味は詩を書くことです」とか、キャラ付けするために公言するようにしているけれど、正直詩を書くの趣味はキモくない…?と思っています。詩を好きにはなかなかなれないのに、それでも書いてしまうことはコンプレックスとしてずっとある。「それでも書いてしまう」って陶酔してんのか?と思われそうですが、それでも書いてしまうので名前を与えるなら詩になるという感じです。それくらい詩は存在が危ういし、書き手の判断にそれが詩であるか否かが委ねられているなと思います。「それが詩」って音は「某」になるんですね、どうでもよすぎますね。

清書するために原稿用紙を使っているとは思えない

詩を読むことで生まれる感覚に震えるたびに崇拝しそうになるけれど、どれだけグロテスクな素性か知れないのに「なんか良い」でステータス保てる詩とかいうやつはやっぱキモい。でも最近、「詩を嫌いなまま書くことが武器になるかもしれない」と言ってもらって、詩を好きになる努力はもうしないことにしました。ただ、大きな声で嫌いだと言うためには詩のことをきちんと知る必要があるし、もっと「良い詩」が何かを判断できて書ける必要がある。大嫌いな詩を貶めたい、そのために書かなくてはいけない……。

この原稿用紙よりも他の方が「ザ」だった。
「ザ」は自己判断可。

それから、コンクールに向けて三編書いた中で、一編どうしてもうまく書けないものがありました。うまく書けないというかその詩自体が面白く感じられなかったので完成させられなかったという感じでした。その詩っていうのは「これを伝えよう」と思って書いたものだったのですが、言いたいことがはっきりしてるものは作品にする必要が本当に無いなと思いました。言いたいことがはっきりしている、メッセージがあるということは、ただ言い換えてるだけとも言えるなあと。言い換え方が新しくて凝っていれば面白いのかもしれないけれど、ただ言い換えただけではなかなか面白くならなくて。これがメッセージです!ってわかりやすく言えるならそのまま言えばよくね?っていう。でもまだ普通にそういうものを生成してしまっていることに気づいたので、やっぱりまだ私には罵る権利がないですね。

この作品は、特に私の込めた意味より他のことを読み取ることはできないし、ひとつひとつメタファーを読み取っていくと答えはそれだけです。(中略) 跳ね返りがない。私がこの作品を放った意味がないような気がして。

なんか前もこんなこと言ってた気がするなーと思ったらばりばり言ってました。まだ尖ってるなあ、と言われてキレてたのもこの頃だった気がします。3年前?大学卒業間近。確かに尖ってる、今ならそう思うけど、それはそうだけどさあ。

今回まあまあ久しぶりにきちんと詩を書いたので、その内ちゃんと出します。出しますとか言いながらなかなか出さないのは、自分と詩を切り離して別物扱いしたいのに、ひとつにしたい気持ちもあるからです。詩と私自身を切り離して捉えてもらいたいのですが、「私がつくりました」を避けることはできないんですよね。生産者の顔が見えるのは安全ではないこともある。詩は私の要素が色濃いけれどそのものではないので、ドッペルゲンガー的かもしれない。

こないだ、ドッペルゲンガーってどっちが消えるんだと思う?って話をしました。ドッペルゲンガーに会ったら死ぬと言われてるけれど、ドッペルゲンガー側もこっちをドッペルゲンガーだって思ってるに違いなくて、だったらそれってどっちが死ぬの?っていう。結論、打ち消しあって存在しなくなるんじゃない?ってなりました。ぷよぷよみたいに。ぷよぷよも互いに存在を打ち消しあってると思うとなかなかにホラー。フィーバーで消しまくるの楽しいのですが。

ドッペルゲンガーって言葉いいですよね、発音してて気持ちいい。ドッペル部分が発音として気持ちいいんですけど、そのあとにゲンガーっていうドッペル感がないパートがつながっていて、ドッペルゲンガーは単語内にギャップがあるんですよね、それがいい。あと、「ッ」と濁点が入ると無条件にかっこいい。ザッカーバーグもそうだし、ボルボックスとかもいい。あー、でもマツボックリは際どいラインですね。かわいさを絶妙に攻めてる感じがするので、無条件にかっこいいは言い過ぎたかもしれません。ドッペルゲンガーを略すならドッペルかなと思うのですが、ドッペルゲンとかペルゲンもいい気がします。ペルゲンわるくないな、ペルゲン。

詩のこと書くの疲れたので、ドッペルゲンガーで(私が)盛り上がったところでやめにします。あ、トリートメントどれくらい流すのがベストか知ってる方いたら教えてください。

では。

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