こんにちは。
詩が書けないのでなぜか大学生ぶりにAfterEffectsを触って2Dアニメーションのチュートリアルをやったりしています。
みなさんはお元気ですか。
詩が書けなくなって久しいです。詩集つくったりもしてたのですが、あのために書き下ろした詩は無いので、かれこれ2ヶ月近く何も書いてないと思います。書けなくなったのは詩を書くことが楽しくなくなっていることに気づいてしまったからです。雑誌に投稿するようになってからは締め切りがくるから嫌々書く、みたいになってきていて、昔みたいに自分のために書くことができなくなってしまっていました。できあがった詩そのものよりも書くための動機や書くプロセスの方が重要だったので、この状態はなんとも不健全というか、自分にとっては全く純粋な詩ではないというか。こんなことを考え始めて全く筆が進まなくなってしまいました。そもそも書きたい!と思うこと自体が全く無くなっていることにも気がついてしまい、悲しい気持ちです。まあ今までもスランプは何度もあったので、この先一切書かないなんてことはないとは思うのですが、詩を書いてない期間は自分が自分じゃないような気になってしまうのでつらいですね。何かつくってないと落ち着かない。
このあいだ「いつも何してるの?」と聞かれて詰まってしまいました。映画見たり詩書いたりってよく答えてたのですが、最近はどちらもあんまりしていなくて、本当に何してるのかわからなくなってしまった。でもよく考えたらAppleMusicで音楽をディグってることがほとんどでした。日常の中で何かをしながらではなくて、音楽を聴くだけの時間っていうのがわりと発生しています。それは音楽が単純に好きだからなんですけど、この「好き」の度合いをやたらと気にしてしまっていたなと最近(今日!)気づきました。
好きなことを仕事にしたい、好きなことに触れていたい。映画が好き、だけど監督はわからない。音楽も好き、だけどそんなに詳しくない。本が好き、だけどそんなに読まない。そんな感じで「だけど」と言って自分の好きを閉じ込めてしまっていました。でも、
好きなら好きって言えばいいのに。
って、なんか急に思いました。好きの程度なんて誰にもわからないし、誰にも測れない。好きなら詳しくなきゃいけないなんて幻想でしかなくて、知識がないことを恥じらう必要はどこにもないわけです。知らないことは調べればいいし、教えてもらえばいいだけ。好きなものはこれ!って言い切ってもいいわけです。
これからは胸張って好きなものは映画と音楽と本です!って言うぞ!
詩はそのうちまた。それでは。